馬鈴薯疫病発生予察情報とは
- 気象データから疫病の発生初発日を予察するもので,中央農業試験場のFLABSを 基に計算し作成しています.
- 毎日の気温(日平均,日最高,日最低)と降水量から,疫病発生の好適指数を計算します.
- 好適指数を萌芽日から積算し,積算値が21に到達した日を危険期到達日とします.
- 発生初発日は危険期到達日から日数の一次回帰式によって求めます.
- 発生初発日はおおよそ危険期到達日の二週間後程度になります.
- 気象データは,
①帯広市内5地点の気象ロボットの実測値と過去の統計データと
②気象庁数値予報データ (10日先までの予報値)を用いています.
これらを基礎データとして,帯広市内の農地を250m×250mの区画毎(250mメッシュ)の気象データを推定し,その値から250mメッシュ毎の疫病の発生初発日を推定しています.